最終受付は診療終了の30分前
時間外はLINEをご利用ください
WEB予約はこちら
最終受付は診療終了の30分前
時間外はLINEをご利用ください
WEB予約はこちら
子どもの矯正治療
PEDODONTICS
子どものうちに歯並びやかみ合わせの問題に取り組むことは、将来の健康につながる重要なステップです。理想的には、歯並びが悪くなる前に予防に取り組むことですが、難しい場合でも、できるだけ早期に治療を行うことで問題を小さなうちに修正することが可能です。
全てのケースが小児矯正で完結できるわけではありませんが、永久歯が生えそろってからの矯正治療の成果に大きく影響します。
お子さまの歯並びに関するお悩みがあれば、ぜひご相談ください。
歯並びが悪くなる理由は様々ですが、主な要因には遺伝的要素、口腔内の環境、あごの骨の成長発育、お口周りの筋肉のバランス、食習慣、頬杖や口呼吸、指しゃぶりなどの習癖も歯並びに悪影響を与えることがあります。また、むし歯など乳歯の早期脱落が歯並びに影響を及ぼすため、日常的なケアも重要です。
子どもの矯正治療は、成長過程にあるお子さまの歯並びやかみ合わせを改善するための治療です。
治療では、歯並びに悪影響を与えるお口周りの癖を改善することが重要です。また、あごの成長を促すことで、永久歯が生え揃うためのスペースを作ることも目指しています。出っ歯や受け口など、上下のあごのズレがある場合は早期に修正し、正しいかみ合わせを促します。場合によっては、状況に応じた矯正装置を使用しますが、痛みの少ない方法で進めることができるのが特徴です。
小児矯正は、乳歯から永久歯に生え変わる時期に行われるため、小学校に入学する前後くらいが一つの目安とされています。
この時期は、永久歯が生え始めるため、早期に問題を発見することで、将来的な歯並びやかみ合わせの改善が期待できます。また、骨の成長が活発な時期に治療を始めることで、より良い結果につながります。
ただし、反対咬合(受け口)は、できるだけ早い方が治りが良いため、3歳くらいでも兆候があればご相談ください。
一般的な小児矯正は、永久歯が生え揃うためのスペースを作ることを主な目的としていますが、当院では、患者さまのご希望に応じて、小児矯正の段階で前歯6本をきれいに並べる治療に移行することも可能です。これは、歯が動きやすい時期であることと、当院が矯正治療を専門に行っていることから実現できる柔軟な治療プランです。
歯並びの美しさと将来的な健康を考慮し、最適な治療をご提案します。
お子さまの矯正治療の代表的な矯正装置をご紹介します。このほか、お子さまの症状に合わせて様々な装置を柔軟に使用いたします。
プレオルソは、歯並びやかみ合わせに影響を与えるお口周りの筋肉の使い方やバランスを改善するためのマウスピース型矯正装置です。あごの骨などお口周りの発育を促し、将来的な歯列の乱れを予防します。
プレオルソは簡単に着け外しのできる装置で、着けるのは日中の1時間と就寝中だけ。痛みも少なく、お子さまにとっても負担の少ない治療です。
筋機能矯正は、小児期の成長過程において、歯並びやかみ合わせに悪影響を与える、お口周りや顔の筋肉の不適切な使い方を改善するトレーニングです。主に、舌の位置や呼吸の仕方、唇や頬の筋肉の使い方を修正することで、お口周りの健全な発育を促します。
プレオルソと並行して行うことで治療の効果を高めます。
拡大装置は、あごの幅を広げて歯が正しく並ぶためのスペースを作る矯正装置です。急速拡大装置は骨格に問題のある症例で使用することが多く、短期間であごを広げるのに適しています。一方、緩徐拡大装置(拡大床、クワドヘリックス・バイヘリックス)は、歯列にかかる力を調整しながらゆっくりと拡大を進めることが可能です。固定式と可撤式のものがあります。
上顎前方牽引装置は、下顎に対して上顎が後退している場合に使用される装置です。主に受け口(反対咬合)の治療に用いられ、上顎を前方に引き出すことで、正常なかみ合わせを促します。お子さまの成長期に使用することで、骨の成長を利用して効果的に治療を行うことができます。
子どもの矯正治療は、永久歯が生え揃うためのスペースを確保することが主な目的ですが、マウスピース矯正はそれに加え、歯並びをきれいに整えることが可能です。大人の矯正治療と同様に、歯のねじれや位置を整え、バランスの良い歯列を目指します。見た目だけでなく、歯の機能や口腔内の健康にも良い影響を与えます。
※マウスピース型矯正装置は海外技工所で製作されるため、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。